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随想の頁
2014.1.6〜2014.12.30


2014

師走
12.30
本年もSalon de Socratesをご覧頂きましてありがたうござりました。本年はHP開設10年目となるのにも拘らずお粗末な内容で誠に腑甲斐無く思ひます。特に最後の2ヶ月は一切更新を行はず申し訳なく思つてをります。後述しますやうに執筆をしてをりました。年初の目標は全て虚しく中途半端でした。とは云へ、第一の取り組みであつた小説の執筆では達成感がありまして、年二つも中篇小説を書き上げることが出来ました。これを持続していきたいと思ひます。折角なのでHPでの発表の場を何れ設けたいと考へてをります。油彩の製作は幾分後退の感を抱いてをりましたが、評判は上々でしたので良しとします。ヴァイオリン演奏も個人的には変化を感じ手応へを得てをります。「世界文学渉猟」で今年四つ星を付けた読了作品は大変少なく、バルザック『従兄ポンス』とスティーヴンソン『プリンス・オットー』の2つのみでした。スティーヴンソンは贔屓が多少あるので、文句なしの四つ星はバルザックだけと云へませう。次の更新は1月5日頃を予定してをります。来年もどうか宜しくお願ひ申し上げます。
霜月
11.30
公私ともに多忙な為、更新を停止してをります。
神無月
10.24
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
10.19
「楽興撰録」にデュ=プレのCD評追加。
10.13
「楽興撰録」にハンガリーSQのCD評追加。
10.5
オースティン『分別と多感』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。第一小説は成熟度で劣ると感じた。「楽興撰録」にセゴビアのCD評追加。
長月
9.28
「楽興撰録」にシュトライヒのCD評追加。
9.24
「楽興撰録」にメンゲルベルクのCD評追加。
9.21
バーナード=ショー『ピグマリオン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。最高傑作でせう。皮肉の効いた喜劇。「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
9.15
「楽興撰録」にアンチェルのCD評追加。
9.13
「楽興撰録」にフリードマンのCD評追加。
9.7
事後報告ですが、8月30日(土)と8月31日(日)に20周年となる新宿区民オペラ第20回公演にてヴェルディの名作「ラ・トラヴィアータ」を上演致しました。ヴィオレッタ役西本真子さんが輝いてをりました。6年目となる第2ヴァイオリン主席の責務を全うし、今回も思ひ出深い公演に参加出来たこと幸せに感じます。「楽興撰録」にクライバーのCD評追加。
葉月
8.28
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
8.23
幸田露伴『日ぐらし物語』『辻浄瑠璃』『寝耳鉄砲』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。露伴にしては戯れ過ぎて真面目さが足りない作品であつた。「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
8.18
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
8.15
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
8.9
島崎藤村『家』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『春』の続篇とも云へる私小説。重厚な大作で、藤村を読み解くには必須の作品だが、今日的な価値を見出すことは難しい作品だ。
8.7
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
8.3
「楽興撰録」にギレリスのCD評追加。
文月
7.27
ホフマン『牡猫ムルの人生観』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ホフマンの代表作。藝術的にも独創性でも高みにあり、未完でなければ四つ星だつたでせう。肝心な部分が書かれないままなので不燃焼の感が大きいのです。非常に残念です。実は5月上旬には読了してゐたのですが、創作と本業で忙しく、更新が遅れてをりました。「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
7.23
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
7.18
「楽興撰録」にモイセイヴィッチのCD評追加。
7.11
「楽興撰録」にアンセルメのCD評追加。
7.9
「楽興撰録」にヴァルターのCD評追加。
7.7
「楽興撰録」にアンセルメのCD評追加。
7.5
「楽興撰録」にクレンペラーのCD評追加。
7.2
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
7.1
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
水無月
6.30
事後報告ですが、6月29日(日)に弥生室内管弦楽団創設30周年記念となる第43回演奏会がございました。これまでになく大成功の演奏会でした。偏に鈴木賀子先生の御蔭でございます。多くを語る必要はないでせう、全てにおいて節目を飾るに相応しい最高の演奏会でございました。「楽興撰録」にモントゥーのCD評追加。
6.19
「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
6.17
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
6.10
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
6.5
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
6.1
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
皐月
5.28
「楽興撰録」にグレインジャーのCD評追加。
5.25
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
5.20
「楽興撰録」にロゼーのCD評追加。
5.15
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
5.12
Salon de Socratesを立ち上げて10周年を迎へることが出来ました。10年で74000アクセスと細々と続けて参りましたが、その間に素敵な方々からお便りを戴き、知り合へたことを感慨深く思ひます。20年前にインターネットが開かれ情報革命が起こりました。これは産業革命に匹敵する歴史的大事だと考へてをります。インターネットは使ひ方次第で悪となり得ます。現在は創成期の試行錯誤の時代でありますが、善なる方向へ人間性を失はずに発展させて行かねばなりません。私が10年で為したことは僅かでありますが、10年間休む事なく続いてゐるサイトも稀だと思ひます。これからも出来る限り続けて行けたら御の字だと思つてをります。10年前とは心持ちも環境も変はり、最近はサイトに注ぐ力が減少してゐることは事実です。本来であれば10周年記念の新しい頁を公開したかつたのですが、数年前より多忙となり当面は厳しいと表明せざるを得ません。何時かまた環境が変はるでせうから、その時は思ふ存分新規頁の作製を行ひたいと考へてをります。今後ともSalon de Socratesをご愛顧戴けますと幸甚です。ティボーの新発見録音があつたのでディスコグラフィーを更新。「楽興撰録」にバウアーのCD評追加。
5.11
スティーヴンソン『プリンス・オットー』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。個人的な好みだが、斯様な理想主義に貫かれたロマンスを愛する。スティーヴンソンへの贔屓が過ぎるかも知れぬが、四つ星献呈です。蓋し名作だらう。
5.9
「楽興撰録」にストコフスキーのCD評追加。
5.1
「楽興撰録」にレイボヴィッツのCD評追加。
卯月
4.28
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
4.24
「楽興撰録」に「ラ・トラヴィアータ」のCD評追加。
4.20
スティーヴンソン『その夜の宿』『水車屋のウィル』『天の摂理とギター』『ねじれ首のジャネット』『マーカイム』『壜の小鬼』『声たちの島』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。全てが名作。語り口の巧さは流石だ。特に『壜の小鬼』は傑作。
4.17
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
4.10
「楽興撰録」にカサルスのCD評追加。
4.7
「楽興撰録」にシュナーベルのCD評追加。
4.3
「楽興撰録」にモントゥーのCD評追加。
弥生
3.30
バルザック『従兄ポンス』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。バルザック後期の傑作。後半は息をつく暇もない緊迫した展開だ。今年初の四つ星献呈です。「楽興撰録」に「奥様女中」のCD評追加。
3.23
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
3.16
「楽興撰録」にヴァインガルトナーのCD評追加。
3.7
事後報告ですが、3月2日にエウテルペ楽奏団第22回演奏会がございました。ギタリスト松田弦さんの独奏でカステルヌオーヴォ=テデスコの協奏曲を演奏しました。至福のひとときでございました。「楽興撰録」にブラウンのCD評追加。
如月
2.28
ルソー『学問藝術論』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ルソーの文壇デビューとなつた処女論文。ルソーの運命のみならず世界史をも方向付けた転換の書。「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
2.24
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
2.18
尾崎紅葉『三人妻』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。代表的名作。妾の話が今日では共感を得にくい点を除けば、流石紅葉の力量に感服した。「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
2.13
「楽興撰録」にセゴビアのCD評追加。
2.10
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
2.7
「楽興撰録」にバックハウスのCD評追加。
2.4
「世界文学渉猟」にて『韓非子』の寸評追加。1年前より読み始め半年前には読了してゐたのですが、寸評更新が遅れました。法家思想の集大成。大著であり分割して読みました。後代の偽作が多く混じるのは困りものですが、韓非の真作は迫真の名筆であります。「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
睦月
1.28
「楽興撰録」にシュトライヒのCD評追加。
1.21
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
1.14
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
1.11
「楽興撰録」にモイセイヴィッチのCD評追加。
1.6
本年も何卒Salon de Socratesを宜しくお願ひ致します。今年の目標は昨年とほぼ同じでありますが、第一に長篇小説の執筆に励むこと。完成は到底この1年では無理だと観念して、少なくとも昨年以上の進捗を目指します。第二と第三は同じで、油彩での成果を残すこととヴァイオリン演奏の修練です。第四として今年はサイト開設10周年になりますので、新たなページを必ず公開しようと思ひます。近年多忙により更新が儘ならないのですが、一念発起しようと思ひます。予定ではディスコグラフィーの追加で「メルバ」を作製出来たらと考へてをります。「楽興撰録」にデ=サバタのCD評追加。


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