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随想の頁
2007.1.3〜2007.12.31


2007

師走
12.31
本年もSalon de Socratesをご覧頂きましてありがたうございました。毎年のことながら年末は多忙の為、更新が捗らず申し訳なく思ひます。年頭に述べた計画が殆ど実行出来てゐないのは恐縮の至りです。年々サイトの更新の分量が減りつつあるのは物悲しく感じます。とは云へ、今年は人生において新たな一歩を踏み出せたと思ふ充実した1年でした。来年の活動において実を結べばこれ幸ひと考へてゐる次第です。「世界文学渉猟」で今年四つ星を付けた読了作品は、ジッド『法王庁の抜け穴』、ホフマン『悪魔の霊酒』、サン=テグジュペリ『夜間飛行』と『人間の土地』、上田秋成『雨月物語』の5作品でした。中では『人間の土地』と『雨月物語』が感銘深く、広く薦めたい名著と太鼓判を押します。来年の渉猟計画で決定してゐるのは、今年集中的に読んだ『旧約聖書』を引き続き読むことと、千年紀に当たる『源氏物語』の読破です。ディスコグラフィーは来年こそ2つ仕上げる積もりです。次の更新は1月3日頃になる予定です。来年もどうぞ宜しくお願ひ致します。皆様良き正月をお過ごし下さいませ。「楽興撰録」トスカニーニのCD評追加。
12.30
井原西鶴『新可笑記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。雑多な説話集ながら『武家義理物語』のやうな堅苦しさがなく、寧ろ西鶴の良さが出た作品集です。武士階級を嘲弄したとも読める作品で、時代を考へれば西鶴の大胆不敵さに驚かされます。
12.29
「楽興撰録」にてアルヘンタのCD評追加。
12.27
「楽興撰録」にてナットのCD評追加。
12.25
「楽興撰録」にてデ=サバタのCD評追加。
12.23
「楽興撰録」にてシューリヒトのCD評追加。
12.21
「楽興撰録」にてケンプのCD評追加。
12.19
ネルヴァル『火の娘たち』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『オーレリア』と共にネルヴァルの代表作とされる『火の娘たち』は様々な物語を堪能出来る傑作です。諦観に貫かれた詩情が美しい「シルヴィ」が殊の外印象深い。「楽興撰録」にてスキーパのCD評追加。
12.18
「楽興撰録」にてターティスのCD評追加。
12.15
「楽興撰録」にてアーベントロートのCD評追加。
12.13
「楽興撰録」にてバックハウスのCD評追加。
12.11
「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
12.9
我がサイトの制作の為に購入したiBookの液晶が不調を来すやうになつた故、最新のiMacを導入。iBookはOS X.3で実に四年近く使用して、思ひ入れがあるだけに残念です。移行作業がどうやら終了し、これがiMacのOS X.5による最初の更新になります。「楽興撰録」にてブルショルリのCD評追加。
12.7
「楽興撰録」にてボロディンSQのCD評追加。
12.5
「楽興撰録」にてイヴォーギュンのCD評追加。
12.3
「楽興撰録」にてモントゥーのCD評追加。
12.1
「楽興撰録」にてカペルのCD評追加。
霜月
11.30
井原西鶴『武家義理物語』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。西鶴の破格の個性が出た作品ではないのですが、説話集としての面白みは抜群です。
11.29
「楽興撰録」にてミルシテインのCD評追加。
11.27
演奏会のご報告をば。久しぶりのカザルスホールでの演奏でしたが、矢張り大変素晴らしいホールであることを再認識しました。演奏の内容は格別優れたものではないのでせうが、結果は良かつたやうに思ひます。個人的に想ひ入れのあるマーラーの歌曲を弾けたこと、ソリストの鈴木賀子様の御蔭と切に感謝してをります。次回演奏会も難曲揃ひで気が抜けませぬ。「楽興撰録」にてデ=サバタのCD評追加。
11.24
明日25日は主幹が所属する弥生室内管弦楽団第32回演奏会です。日本大学カザルスホールにて14時開演です。ハイドン、マーラー、ブラームスといふドイツの作曲家の名作を取り上げます。ご興味ある方はお足をお運び下さいませ。「楽興撰録」にて「ラインの黄金」のCD評追加。
11.22
「楽興撰録」にてエルマンのCD評追加。
11.20
「楽興撰録」にてギュラーのCD評追加。
11.19
リルケ『マルテの手記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。主幹はこの作品には組しません。稀有な純粋さを持つ奥深い作品であることには異存がありません。否、正直に申せば余りにも難解で、私は敗北したのです。力なく立ち去りませう。
11.18
「楽興撰録」にてシューリヒトのCD評追加。
11.16
「楽興撰録」にてアーベントロートのCD評追加。
11.14
「楽興撰録」にてフラグスタートのCD評追加。
11.12
「楽興撰録」にてバルビローリのCD評追加。
11.10
「楽興撰録」にてクーレンカンプのCD評追加。
11.6
「世界文学渉猟」にてヴァレリー『ムッシュー・テスト』の寸評追加。実は半年前に読了してゐたのですが、難解な作品故、今迄寸評を寝かせておいた次第です。言語論に取り組むならば読むべしといふ知人の助言で手にしました。ヴァレリーがテスト氏に託した意図は明解です。しかし、驚くべきテスト氏のことを述べるのは容易ではありません。特殊な作品ですが、神々しい件が散在する名著と云へませう。「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
11.4
「楽興撰録」にてシューリヒトのCD評追加。
11.2
「楽興撰録」にてターティスのCD評追加。
神無月
10.31
上田秋成『雨月物語』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。至高の傑作ここにあり。無限の可能性を暗示する孤高の名著。四つ星です。そして疑ひなく今年出会つた最高の一冊。「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
10.29
「楽興撰録」にてゴーティエのCD評追加。
10.27
近松門左衛門『心中天の綱島』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。近松の心中物の最高傑作でせう。各人の心理が深く抉られてをり、本邦における劇作の頂点を築いた感があります。何よりも近松の名文が心を打ちます。「楽興撰録」にてケンプのCD評追加。
10.25
「楽興撰録」にてデ・ラ・マーサのCD評追加。
10.23
近松門左衛門『冥途の飛脚』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これも半月以上前に読了してゐたのですが、だらりと更新を怠つてゐました。破滅の末に親の歎きを陰で忍び聞く場面はこの上なくあはれです。「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
10.21
「楽興撰録」にてヒュッシュ/ベルガーのCD評追加。
10.19
「楽興撰録」にてミトロプーロスのCD評追加。
10.17
「楽興撰録」にてコハニスキのCD評追加。
10.16
近松門左衛門『曾根崎心中』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。半月以上前に読了してゐたのですが、だらりと更新を怠つてゐました。哀憐極まりない情感を醸し出す余りにも美しい日本語に思はず酔ひしれる不朽の名作です。
10.15
「楽興撰録」にてバレルのCD評追加。
10.13
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
10.11
「楽興撰録」にてプシホダのCD評追加。
10.9
「楽興撰録」にてバックハウスのCD評追加。
10.6
「楽興撰録」にてムラヴィンスキーのCD評追加。
10.4
「楽興撰録」にてターティスのCD評追加。
10.2
「楽興撰録」にてケルのCD評追加。
長月
9.30
「楽興撰録」にてコルトーのCD評追加。
9.28
「楽興撰録」にてトスカニーニのCD評追加。
9.27
『士師記』『ルツ記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。サムソンとデリラの物語を筆頭に起伏に富んだ民族叙事詩が展開する。
9.26
「楽興撰録」にてヒュッシュのCD評追加。
9.24
演奏会のご報告をば。独唱者、合唱団も素晴らしく、よき演奏会でありました。指揮者橘氏のディクションに拘泥つた練習には大層感銘を受けました。次回のエウテルペ楽奏団の演奏会にも御期待下さい。「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
9.21
明日22日は主幹が所属するエウテルペ楽奏団第12回演奏会です。ベートーヴェン交響曲ツィクルス完結となる第9交響曲を演奏致します。杉並公会堂にて18時半開演です。ご興味ある方は是非お足をお運び下さいませ。「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
9.19
セルバンテス『模範小説集』より3作品を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。至福のひとときを与へて呉れる名作ばかり。残りの9作品も是非読みたいものだ。「楽興撰録」にてカウフマンのCD評追加。
9.17
「楽興撰録」にてバルビローリのCD評追加。
9.16
ロペ・デ・ベガ『オルメードの騎士』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。悲喜劇の御手本のやうな名作です。巧みな劇作法に感心した。
9.15
「楽興撰録」にてバレルのCD評追加。
9.13
「楽興撰録」にてミュンシュのCD評追加。
9.11
『ヨシュア記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。王国誕生前史とも云へる物語。民族叙事詩として読みたい。「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
9.9
「楽興撰録」にてクナッパーツブッシュのCD評追加。
9.7
『申命記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ユダヤ教経典の最重要部分として、古代オリエントの倫理観を知る資料として、価値のある書です。「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
9.5
「楽興撰録」にてハイフェッツのCD評追加。
9.3
「楽興撰録」にてケンプのCD評追加。
9.1
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
葉月
8.30
「楽興撰録」にて「オテロ」のCD評追加。
8.28
サイト開設より3年3ヶ月で20000HIT達成。今やブログ全盛の時代ですが、体系化をすることが好きな主幹は決してサイトからは離れないでせう。これからも内容の充実を計りたいと思ふ次第です。「楽興撰録」にてグレインジャーのCD評追加。
8.26
「楽興撰録」にてクリップスのCD評追加。
8.25
『民数記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。読み進めるに従ひ不条理が見え隠れする「モーセ五書」。「楽興撰録」にてムラヴィンスキーのCD評追加。
8.23
「楽興撰録」にてタマーニョのCD評追加。
8.21
「楽興撰録」にてマルケヴィッチのCD評追加。
8.20
「世界文学渉猟」にてエウリピデス『タウリケのイピゲネイア』の寸評追加。アリストテレスが『詩学』の中で『オイディプス王』と並びギリシア悲劇の典型的な傑作と讃へた珠玉。
8.19
「楽興撰録」にてモントゥーのCD評追加。
8.18
「世界文学渉猟」にてエウリピデス『エレクトラ』の寸評追加。ソポクレスによる同名の作品よりも上位に置きます。『メデイア』と並ぶ劇的な傑作として評価したい。
8.17
「楽興撰録」にてフォイアマンのCD評追加。
8.15
「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
8.13
「楽興撰録」にてシューリヒトのCD評追加。
8.12
「楽興撰録」にてカペルのCD評追加。
8.10
『レビ記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。殆どが儀式の制定に費やされてをり面白みはない。「楽興撰録」にてメルバのCD評追加。
8.8
「楽興撰録」にてメルケルのCD評追加。
8.6
ノヴァーリス『キリスト教徒またはヨーロッパ』『聖歌』『夜の讃歌』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ノヴァーリスの主要作品は大方読んだことになります。余りにも特異な精神の持ち主で、時代を超越した作品は常に瑞々しい詩情と霊感を与へて呉れます。最高傑作『青い花』の寸評は後日念を入れて刷新しようと思ひます。「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
8.4
「楽興撰録」にてダルベーアのCD評追加。驚愕の新譜情報。英APRより打ち止めかと思はれてゐたコルトーの戦後録音集の第3弾が出るとのこと。コルトーは同じ曲を何回も録音してゐる為に復刻が散漫で蒐集が困難である。これらは殆どが初復刻ではないか。真に有難い。
8.2
「楽興撰録」にてクナッパーツブッシュのCD評追加。
文月
7.31
「楽興撰録」にてプロ・アルテSQのCD評追加。
7.29
『出エジプト記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。有名なモーセによるエジプト脱出の物語。律法の書としての性格を露にした後半は冗長な感を免れない。「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
7.27
「楽興撰録」にてエルマンのCD評追加。
7.25
「楽興撰録」にてバックハウスのCD評追加。
7.23
サン=テグジュペリ『人間の土地』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。半月前に読了してゐたにも拘らず、更新が遅くなりました。20世紀最高の名著と云つても過言ではないでせう。四つ星献呈と致します。サン=テグジュペリの作品をこれ迄4つ読みました。その中『夜間飛行』『人間の土地』『星の王子さま』に四つ星を与へました。贔屓のし過ぎだとお感じになるやも知れませんが、真の勇気を持つた行動する人物が書いた作品だからこそ宿るユマニスムに胸打たれたのです。中でもこの『人間の土地』を第一に推しませう。砂漠における一滴の水のやうな作品です。
7.22
「楽興撰録」にてパレーのCD評追加。
7.20
「楽興撰録」にてオッテルローのCD評追加。
7.18
「楽興撰録」にてプリムローズのCD評追加。
7.16
「楽興撰録」にてマルケヴィッチのCD評追加。
7.14
「楽興撰録」にてフリッチャイのCD評追加。
7.12
『創世記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。聖書は避けては通れない。今その時が来たと考へ一歩を踏み出した。断続的に全てを読んで行く。「楽興撰録」にてヴァランのCD評追加。
7.11
「楽興撰録」にてデ=ヴィートのCD評追加。
7.10
「世界文学渉猟」にて小林秀雄『本居宣長』の寸評追加。1ヶ月前に読了してゐたのですが、寸評をうまく纏めることが出来ずにゐました。戦後日本が誇る知の巨人が残した大著は難解でありますが、言葉に関心がある方なら必読の書と云へます。これは本居宣長の評伝でもなければ、研究書でもありません。時代を超えて言葉の核に迫つた宣長と小林の信念の結晶なのです。
7.9
「楽興撰録」にてダルベーアのCD評追加。
7.7
「楽興撰録」にてクナッパーツブッシュのCD評追加。
7.5
「楽興撰録」にてプロ・アルテSQのCD評追加。
7.3
「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
7.2
「楽興撰録」にてショスタコーヴィチのCD評追加。
7.1
サン=テグジュペリ『夜間飛行』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。1週間前に読了してゐたのですが、先般の事由により更新が出来ずにをりました。サン=テグジュペリの代表的傑作で、主人公リヴィエールの信条は読者の精神を揺るがすに違ひないでせう。四つ星献呈です。「楽興撰録」にてミュンシュのCD評追加。
水無月
6.30
更新が御無沙汰となつて仕舞ひました。お詫び致します。短篇小説を執筆してをりました。公開は年末になる見込みです。本日より再び更新に励むこととします。「楽興撰録」にて「ザロメ」のCD評追加。
6.23
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
6.21
サン=テグジュペリ『南方郵便機』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。サン=テグジュペリの処女作で、透明な美しさを鏤めた男の叙事詩です。引き続き『夜間飛行』を渉猟中。「楽興撰録」にてフラグスタートのCD評追加。
6.19
「楽興撰録」にてギーゼキングのCD評追加。
6.17
「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
6.15
「楽興撰録」にてフリッチャイのCD評追加。
6.13
「世界文学渉猟」にて森鴎外『舞姫』の寸評追加。教科書で読んだ方が多いでせう。しかし、高校生の時分で理解出来るやうな作品ではないことを述べてをきたい。二葉亭の『浮雲』とともに日本近代文学の夜明けを告げた名作。「楽興撰録」にてセンブリッヒのCD評追加。
6.10
「楽興撰録」にてアーベントロートのCD評追加。
6.8
「楽興撰録」にてバルビローリのCD評追加。
6.6
「世界文学渉猟」にて谷崎潤一郎『刺青』の寸評追加。谷崎の処女作にして早くも特異な個性を刻印した名作。「楽興撰録」にてプロ・アルテSQのCD評追加。
6.4
「楽興撰録」にてモントゥーのCD評追加。
6.2
「楽興撰録」にてタリアヴィーニのCD評追加。
6.1
「世界文学渉猟」にて太宰治『畜犬談』の寸評追加。中期の太宰の融通無碍な良さが出た我が偏愛の名作。
皐月
5.31
「連載・ディスコグラフィー」の第7回「クレーマン」の頁を完成させました。個人的な好みで作製した頁とは云へ、感応して頂ける方がゐれば幸甚です。声を大にして云ひたいのですが、クレーマンはフランスが生んだ最高のテノールです。引き続き「カサルス・トリオ」の頁を仕上げたいと思ひます。「楽興撰録」にてスポールディングのCD評追加。
5.30
「世界文学渉猟」にて芥川龍之介『或日の大石内蔵之助』の寸評追加。忠臣蔵の後日談を深い心理分析で描く芥川の創意に感服する名作。
5.29
「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
5.27
「楽興撰録」にてシュナーベルのCD評追加。
5.25
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
5.23
「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
5.21
「楽興撰録」にてフラグスタートのCD評追加。
5.19
「楽興撰録」にてバックハウスのCD評追加。
5.17
ホフマン『悪魔の霊酒』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。本当に面白い作品とはこのやうな作品のことを云ふのだ。四つ星です。未読の方は読むべし。「楽興撰録」にてベネデッティ/ソロウェイのCD評追加。仏Tahraが本格的にピアニストの復刻を始めたやうです。最大の注目はコルトーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とヨウラ・ギュラーのショパン作品集。愛好家垂涎の録音です。
5.15
「楽興撰録」にてアーベントロートのCD評追加。
5.13
「楽興撰録」にてセンブリッヒのCD評追加。
5.12
Salon de Socratesを立ち上げて無事3周年を迎へることが出来ました。偏にこのサイトをご覧頂いてゐる皆様の御蔭であると感謝してをります。開設3周年の記念と致しまして、「現代日本語美文序説」の連載を開始することにしました。本来なら完成した形で公開する積りではあつたのですが、困難を感じてをりましたので、小出しにさせて頂きます。素人の気侭な文章ですので、学術的な価値はないものとして適当にお読み頂ければ幸ひです。また、「世界の八大小説」を「世界の十大小説」へと改めました。トルストイとロマン=ロランの大作を加へましたので、こちらも併せてご覧頂ければ幸甚です。音楽の頁では新しい頁を公開出来ませんでしたが、近日中に「クレーマン」のディスコグラフィーが完成出来そうですので、ご期待下さい。どうぞこれからもSalon de Socratesを宜しくお願ひ致します。
私事ですが、8年間血眼で探し続けたハロルド・バウアーのBiddulph盤を本日やうやう入手することが出来ました。目出度いです。蒐集家の最も喜ばしき一時です。感激のCD評は後日丁寧に述べたいと思ひます。
5.11
「楽興撰録」にてミュンシュのCD評追加。
5.10
「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
5.8
「楽興撰録」にてミトロプーロスのCD評追加。
5.6
「楽興撰録」にてマルケヴィッチのCD評追加。
5.4
「楽興撰録」にてタリアヴィーニのCD評追加。
5.3
シラー『オルレアンの処女』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。シラーには真に駄作がない。幾分人物描写が紋切り型ではあるが、現代においても感銘深い名作である。
5.2
「楽興撰録」にてギーゼキングのCD評追加。
卯月
4.30
「楽興撰録」にてブレインのCD評追加。
4.27
ゾラ『ナナ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。片時も読者を離さない魔力を持ち、『居酒屋』と表裏一体を成すゾラの傑作です。「楽興撰録」にてカペルのCD評追加。
4.25
「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
4.22
「楽興撰録」にて大澤壽人のCD評追加。
4.20
「楽興撰録」にてサモンズのCD評追加。
4.18
「楽興撰録」にてバルビローリのCD評追加。
4.16
「楽興撰録」にてタッキーノのCD評追加。
4.14
ヘルダーリン『ヒュペリオン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。難解な作品であります。奥深い作品であります。終はりが冒頭へと回帰し永遠に泉を汲むやうな作品です。理想と現実の狭間に苦悩する人間の高貴な感情が脈打つ作品です。「楽興撰録」にてモントゥーのCD評追加。
4.11
「楽興撰録」にてコルトーのCD評追加。
4.9
事後報告でござりますが、昨日と一昨日は主幹が所属するエウテルペ楽奏団を主軸としたオーケストラと川村氏率いる東京シティオペラ協会によるモーツァルトの「魔笛」2公演がありました。両日とも素晴らしい歌手の皆様と良い演奏が出来たと思ひます。パパゲーノ役の古澤氏の奮闘には心底胸打たれました。矢張りこの作品、パパゲーノ役に人を得るか如何に懸ると考へを強くしました。「楽興撰録」にてムラヴィンスキーのCD評追加。
4.5
「楽興撰録」にてハイフェッツのCD評追加。
4.3
スコット『湖上の美人』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。スコットの作品がロマン主義に絶大な影響力を及ぼしたことを諒解出来る傑作です。純粋に素晴らしい作品として多くの方にお薦めします。
4.2
「楽興撰録」にてシュナーベルのCD評追加。
弥生
3.31
「楽興撰録」にてタリアヴィーニのCD評追加。
3.29
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。
3.27
シュニッツラー『死』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これほど多角的に死の諸相を描いた作品も珍しいでせう。邦訳をした森鴎外は原題のままでは陰鬱過ぎると考へたのか『みれん』と改題してゐる。「楽興撰録」にてアンチェルのCD評追加。
3.25
「楽興撰録」にてセルのCD評追加。
3.23
「楽興撰録」にて「魔笛」のCD評追加。
3.21
エウリピデス『トロイアの女』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。今も昔も戦争の悲惨な有様は同じ。エウリピデスの反戦への思ひが伝はる名作。「楽興撰録」にてクラウスのCD評追加。
3.19
エウリピデス『イオン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。悲劇ではなく、喜劇的な要素すら強い異色作ですが、作劇術の完成度はエウリピデスの作品中随一で、ソポクレス『オイディプス王』に比すべき見事さです。理想的な劇作として多くの方にお薦め致します。「楽興撰録」にてマルケヴィッチのCD評追加。
3.17
「楽興撰録」にてプリムローズのCD評追加。
3.15
ヘシオドス『神統記』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ギリシア神話の原典である偉大な叙事詩です。個の発露といふギリシア古典古代の特性を決定付けた作品としても重要です。「楽興撰録」にてケンプのCD評追加。
3.13
「楽興撰録」にてヴァランのCD評追加。
3.11
ゴーティエ『モーパン嬢』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。序文が余りにも有名ですが、劣らず小説も破格の内容で、読書を深い官能へと誘ふでせう。価値観と思想では必ずしも現代に訴へ掛ける力があるとは云へませんが、美を求めるダルベールの姿は永遠でせう。「楽興撰録」にてコルトーのCD評追加。
3.9
「楽興撰録」にてドホナーニのCD評追加。
3.8
「世界文学渉猟」にて『荀子』の寸評追加。昨年12月に読了してゐたのですが寸評が遅れました。独創的な面白みは少ないのですが、徹底した他派批判により古代中国思想の中でも極めて理知的で深みのある論旨が展開されます。歴史に興味のある方なら凄みが諒解出来るでせう。
3.7
「楽興撰録」にてクレンペラーのCD評追加。
3.5
「楽興撰録」にてフラグスタートのCD評追加。
3.3
「楽興撰録」にてプシホダのCD評追加。
3.1
「楽興撰録」にてクライバーのCD評追加。重要な新譜情報をひとつ。この処目立つた新譜のなかつた英APRよりブッシュの未発表ライヴ録音が出ます。曲目を見た時は既出音源のリマスターかと気にも止めなかつたのですが、詳細を知り驚愕した次第でござります。
如月
2.27
「世界文学渉猟」にてジッド『法王庁の抜け穴』の寸評追加。2週間前に読了してゐたのにも拘らず寸評が遅れました。これはジッドの最高傑作と云つても過言ではありません。万人に薦めたい。兎に角面白い。滅法面白い。そして深みがある。今年最初の四つ星作品です。
2.26
演奏会の報告をば。プーランクの協奏曲と続くアンコール曲の大変素晴らしいピアノ独奏に感動したのも束の間、モーツァルトで事故が発生。思ふに危機に当たつて強い集中力を呼び覚まし失敗を成功の糧にする気概が重要。今後の課題でせう。「楽興撰録」にてバックハウスのCD評追加。
2.24
明日は主幹の所属するエウテルペ楽奏団の第11回演奏会でござります。14時開演。第一生命ホールにて。プーランクのピアノ協奏曲は滅多に聴くことの出来ない名曲です。多くの方のご来場をお待ちしてをります。「楽興撰録」にてザイデルのCD評追加。
2.22
ジッド『ロベール』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。3部作の第2作目で、『女の学校』と表裏一体を成す名作。2作を併せて読むことでジッドの真意が理解出来ませう。両方の主張に真理があり、批判すべき点があります。「楽興撰録」にてモイセイヴィッチのCD評追加。
2.20
ジッド『女の学校』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。3部作の第1作目になります。それぞれが妻、夫、娘の独白からなるといふ対話なき異常な作品群と云へませう。芥川龍之介の『薮の中』を想起させます。「楽興撰録」にてプリムローズのCD評追加。
2.16
「楽興撰録」にてマルケヴィッチのCD評追加。
2.13
演奏会の報告をば。今回も満員御礼の演奏会であつたとは云へ、入場出来ない方や立ち見の方が出て仕舞ひ真に申し訳なく思ひます。以後対処策を考へ皆様にご満足して頂く演奏会を企画していく所存であります。演奏自体は弥生室内管弦楽団の新たな成長を感じ取ることが出来たとして評価したいと思ひます。主幹個人としてはシューベルトへの思ひが込められたので忘れられない演奏会となりました。「楽興撰録」にてクライスラーのCD評追加。
2.9
来る11日の日曜日に主幹が所属する弥生室内管弦楽団第31回演奏会があります。演目はシューベルトの交響曲第1番とベートーヴェンの交響曲第7番。ご興味のある方はメールでご連絡頂ければご招待致します。トッパンホールにて14時開演でござります。「楽興撰録」にてレヴィツキのCD評追加。
2.7
「楽興撰録」にてセルのCD評追加。
2.6
ラブレー『パンタグリュエル』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。不用意に読むと痛い目に遭ふ文学史上最大の奇書ですが、一度踏み込むと痛快極まりない傑作となるでせう。『ガルガンチュア』よりも雑駁さが凄まじく自由奔放でラブレーの真骨頂が味はへます。
2.5
「楽興撰録」にてドホナーニのCD評追加。
2.3
「楽興撰録」にてクレンペラーのCD評追加。新譜情報で注目はNaxos Historicalのジーリ復刻第15巻にして最終巻になる1955年カーネギー・ホールでの引退公演の記録です。初CD化となる待望の1枚。
2.1
「楽興撰録」にてウルルスのCD評追加。
睦月
1.29
「楽興撰録」にてシゲティのCD評追加。
1.27
レッシング『ミンナ・フォン・バルンヘルム』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。レッシングはドイツ文学の黎明を築いた大家であり、作品は何れも特上だ。『賢人ナータン』を中では最上としてきたが、この『ミンナ』もレッシングの傑作として並び称揚したい。「楽興撰録」にてホロヴィッツのCD評追加。
1.25
「楽興撰録」にてフルトヴェングラーのCD評追加。
1.23
「楽興撰録」にてナヴァラのCD評追加。
1.21
レッシング『ミス・サラ・サンプソン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。男の身勝手が招いた女の悲劇で、現代でも再構成が可能な作品でせう。「楽興撰録」にてカペルのCD評追加。
1.19
「楽興撰録」にてシューリヒトのCD評追加。新譜情報をひとつ。米Music&Artsがシゲティとヴァルターのメンデルスゾーンの協奏曲及びミトロプーロスとのブラームスの協奏曲をCD化します。前者は初出といふことで愛好家垂涎の逸品でせう。
1.17
「楽興撰録」にてグーセンスのCD評追加。
1.16
レッシング『エミーリア・ガロッティ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。完成度の高いレッシングの代表作でありますが、高尚な意図を持つた作品で、嗜虐さを求める読み方をしては価値を下げて仕舞ふでせう。
1.15
「楽興撰録」にて「マイスタージンガー」のCD評追加。
1.13
「楽興撰録」にてマレシャルのCD評追加。
1.10
「楽興撰録」にてギーゼキングのCD評追加。
1.8
アナスン『絵のない絵本』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。童話作家として著名なアンデルセンです。デンマークの発音ではアナスンが近いとされます。詩情に充ちた掌編ですが、深みは欠けます。「楽興撰録」にてグラズノフ/プロコフィエフのCD評追加
1.6
フローベール『紋切型辞典』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。面白く読めましたが、現代の読者にはお薦め出来ません。「楽興撰録」にてクリュイタンスのCD評追加。新譜情報をひとつ。米Music&Artsがシュナーベルとプロ・アルテSQによるシューマンとドヴォジャークの五重奏曲を正規復刻します。これでシュナーベルの録音はリートの伴奏―シューマンとブラームス―を除いて入手が容易になりました。今後もMusic&Artsの仕事に期待がかかります。
1.4
「楽興撰録」にてウルルスのCD評追加。
1.3
新年明けましておめでたうございます。本年もSalon de Socratesを宜しくお願ひ致します。今年の計画を述べたいと思ひます。音楽の頁では「クレーマン」と「カザルス・トリオ」のディスコグラフィーの完成を目指します。「楽興撰録」では、単独の頁を設けた指揮者に関して某かの文章を加へ充実したものに変へて行きたいと模索中です。さて、文学の頁は方向修正を計らうと決心致しました。現在は「世界文学渉猟」の拡充に費やしてゐますが、一念発起して文章を物して行きたいと思ひます。勿論、「世界文学渉猟」はこれ迄同様に拡充して行く所存です。しかし、年間で70の寸評を付けるなどの目標に縛られることなく、無理をせず丁寧に更新して行く積もりです。「世界文学渉猟」のより良い内容はお約束して本年度の年頭所信と致します。


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