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随想の頁
2009.1.1〜2009.12.31


2009

師走
12.31
本年もSalon de Socratesをご覧頂きましてありがたうございました。今年は私にとりまして多くの喜ばしき出会ひがありました年で、得たものが大きく、極めて充実してをりました。来年は更に前進をし、世界を広げて行きたいと考へてをります。反面、私事に多忙でHP更新を怠り勝ちでしたことをお詫び致します。「世界文学渉猟」で今年四つ星を付けた読了作品は、バルザック『暗黒事件』、スティーヴンソン『新アラビア夜話』、ゾラ『ジェルミナール』の3つと、越年して読んだ『源氏物語』です。『源氏物語』に関しては最後の「宇治十帖」に対する評価が大半で、総評でも述べたやうに長大な作品故、評価を一面で下すのは難しいのです。件の3作品に関しては絶対的でせう。圧倒的なバルザックとゾラは当然ですが、個人的には洒脱なスティーヴンソンの名作を贔屓します。次の更新は1月5日頃になる予定です。来年も何卒宜しくお願ひ致します。皆様良き正月をお過ごし下さいませ。
12.30
エウリピデス『キュクロプス』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。唯一残るサテュロス劇。資料としても重要だが、作品としても優れてゐる。これでエウリピデスの全作品も読了した。三大悲劇詩人の全作品の書評を載せてゐるウェブサイトは他に見当たらないので、何らかの役に立つかもしれぬ。「楽興撰録」にカペルのCD評追加。
12.29
エウリピデス『レソス』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。偽作とされる。真作であつたとしても大した作品ではない。「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
12.23
ゲ−テ『箴言と省察』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。知の巨人ゲーテの精髄。晦渋だが深遠だ。「楽興撰録」にブダペストSQのCD評追加。
12.18
「楽興撰録」にランドフスカのCD評追加。
12.17
「世界文学渉猟」にエウリピデス『アウリスのイピゲネイア』の寸評追加。2つのイピゲネイアはエウリピデスの代表的傑作。
12.15
事後報告ですが、去る12月12日(土)と13日(日)に新宿区民オペラにおいて『フィガロの結婚』上演に参加してきました。矢張り天才の作品、滅法楽しかつた次第で、良き経験をまたひとつ積みました。「楽興撰録」にクーレンカンプのCD評追加。
12.9
「楽興撰録」にプリムローズのCD評追加。
12.5
「楽興撰録」にレイボヴィッツのCD評追加。
12.3
「楽興撰録」にソロモンのCD評追加。
12.2
「世界文学渉猟」にエウリピデス『バッカイ』の寸評追加。エウリピデスの遺作にして破天荒な代表作。
12.1
「楽興撰録」にクナッパーツブッシュのCD評追加。
霜月
11.29
「楽興撰録」に「フィガロの結婚」のCD評追加。
11.25
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
11.23
「楽興撰録」にコリンズのCD評追加。
11.21
張文成『遊仙窟』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。我が国で脈々と伝承された奇書。日本文化の源流の一端を求めることが出来る重要な作品と読めた。「楽興撰録」にフルニエのCD評追加。
11.19
「楽興撰録」にモントゥーのCD評追加。
11.15
「楽興撰録」にダルレのCD評追加。
11.13
「世界文学渉猟」に太宰治『ヴィヨンの妻』の寸評追加。戦後作品の白眉。
11.11
「楽興撰録」にエルリのCD評追加。
11.10
私事ですが、この場を借りましてお知らせをば。拙HPにて公開中の短篇小説『ヨセフ』を元にした戯曲が、新教出版社の月刊誌『福音と世界』12月号に掲載されてをります。約1ヶ月の間で改作を行つて参りました。ご助言を戴いたご担当者様に多大な謝辞を述べたいと思ひます。ご興味ある方はこちらをご覧下さいませ。
http://www.shinkyo-pb.com/
11.8
太宰治『晩年』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。出世作から太宰の才能は十二分に開花してゐた。「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
11.4
「楽興撰録」にメシアンのCD評追加。
神無月
10.29
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
10.27
弥生室内管弦楽団の演奏会を無事終へることが出来ました。特別演奏会の為に1年半前から多方面にわたり準備をして参りましたが、甲斐あつて気持ち良く演奏会を全うすることが出来ました。演奏内容もこれまでの経験の蓄積が発揮され、上出来であつたと思ひます。団長としての責務を果たし、一息ついてゐる次第です。「楽興撰録」にセンブリッヒのCD評追加。
10.23
演奏会のお知らせをば。来る10月25日(日)、弥生室内管弦楽団の第35回演奏会で、没後200年となるハイドンの最高傑作オラトリオ「天地創造」を演奏致します。杉並公会堂にて開演は14時でございます。ゾラ『ジェルミナール』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ルーゴン=マッカール叢書の頂。壮絶なる地獄絵図。読むべし。四つ星献呈です。「楽興撰録」にメニューインのCD評追加。
10.19
「楽興撰録」にレナーSQのCD評追加。
10.17
「楽興撰録」にケルのCD評追加。
10.12
「楽興撰録」にフェインベルクのCD評追加。
10.7
太宰治『パンドラの匣』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。引き続き太宰の未読作品を読む。「楽興撰録」にボールトのCD評追加。
10.5
「楽興撰録」にエルマンのCD評追加。
10.3
「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
10.1
「楽興撰録」にクライバーのCD評追加。
長月
9.28
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
9.25
「楽興撰録」にプロ・アルテSQのCD評追加。
9.23
太宰治『正義と微笑』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。太宰の未読作品を読む。青春文学の上手さは太宰ならでは。
9.22
「楽興撰録」にスペルヴィアのCD評追加。
9.18
「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
9.16
「楽興撰録」にムラヴィンスキーのCD評追加。
9.15
「オテロ」の公演が終了しました。オテロ役東小野氏の絶唱が忘れられません。今回は2ndヴァイオリンの主席として重責を担つたこともあり、物心捧げて臨みました。未だ放心状態ですが、ただ述べたいのはマエストロ宮松氏、コンサートマスター藤崎氏への多大な感謝であります。生涯最高の経験でありました。「楽興撰録」にエルリのCD評追加。
9.11
「楽興撰録」にモイセイヴィッチのCD評追加。
9.8
演奏会のお知らせをば。来る9月12日(土)と9月13日(日)、新宿区民オペラの15回記念公演でヴェルディ「オテロ」を上演致します。初日は夜公演で18時開演、2日目は昼公演で14時開演です。指揮はマエストロ宮松重紀氏です。おいそれとは上演出来ないヴェルディの頂点。意気込みが違ひます。新宿文化センターにてご来場お待ちしてをります。「楽興撰録」に「オテロ」のCD評追加。
9.2
ラブレー『第三之書』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。極めて難解な書。古典と歴史に精通してゐないと楽しめまい。「楽興撰録」にアンチェルのCD評追加。
葉月
8.30
「楽興撰録」にカウフマンのCD評追加。
8.29
「楽興撰録」にアーンのCD評追加。
8.27
ユゴー『エルナニ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。文学史上余りにも有名な悲劇。時代の旗手に相応しい起伏のある傑作だ。
8.26
「楽興撰録」にケンプのCD評追加。
8.23
「楽興撰録」にコリンズのCD評追加。
8.20
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
8.17
「楽興撰録」にケルのCD評追加。
8.16
エウリピデス『オレステス』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これも後期エウリピデスの代表的傑作と云へる。
8.11
「楽興撰録」にルルーのCD評追加。
8.10
エウリピデス『ポイニッサイ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『メデイア』『ヒッポリュトス』『エレクトラ』と並ぶエウリピデスの代表的傑作で、規模や手法から鑑みて最も重要な作品と云へる。
8.9
「楽興撰録」にカペルのCD評追加。
8.6
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
8.2
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
文月
7.31
エウリピデス『ヘレネ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。久々のギリシア悲劇。エウリピデスの後期作品は独自の解釈で新境地を拓いて行く。
7.30
演奏会のお知らせをば。来る8月1日(土)、エウテルペ楽奏団の第15回演奏会で、メンデルスゾーン・ツィクルスの第2弾となる宗教改革交響曲を演奏致します。他にロッシーニとモーツァルトの名曲を沢山詰め込んだプログラムとなつてをります。会場は三鷹市芸術文化センター風のホール、18時半開演でございます。興味のある方は是非ご来場下さいませ。「楽興撰録」にルフェビュールのCD評追加。
7.26
「楽興撰録」にフリッチャイのCD評追加。
7.24
太宰治『津軽』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。太宰生誕100年の今年、未読作品を渉猟してみようかしらと思ふ。『津軽』は円熟の名作。最後は泪なしには読めない。「楽興撰録」にテトラツィーニのCD評追加。
7.22
「楽興撰録」にセルのCD評追加。
7.19
「楽興撰録」にレナーSQのCD評追加。
7.17
「楽興撰録」にクライバーのCD評追加。
7.15
「世界文学渉猟」に太宰治『女生徒』の寸評追加。最初に感銘を受けた太宰の作品でした。今尚色褪せません。屈指の名作、奇蹟の逸品です。「楽興撰録」にタリアフェロのCD評追加。
7.13
ドストエフスキー『分身』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。最初の内は矢張り失敗作かと感じたが、流石はドストエフスキーで、一気呵成に読ませる。人生の苦悩を幻想的な怪談で脚色した名作だと思ふ。「楽興撰録」にセンブリッヒのCD評追加。
7.10
「楽興撰録」にエルマンのCD評追加。
7.8
「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
7.5
「楽興撰録」に「オテロ」のCD評追加。
7.3
「楽興撰録」にバレルのCD評追加。
7.2
ドストエフスキー『白夜』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。久々にドストエフスキーを読んだ。大作とは異なる繊細な佳作です。引き続き初期の作品『分身』を読む。云はば落ち穂拾ひだ。
7.1
「楽興撰録」にプシホダのCD評追加。
水無月
6.28
スティーヴンソン『新アラビア夜話』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。夢中になつて読んで仕舞ひました。古典的な語り口は現代の読者には素朴過ぎるかも知れませんが、行間が豊かな方が良いのです。連作の妙とフロリゼルの人徳。四つ星献呈です。「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
6.25
「楽興撰録」にシュトライヒのCD評追加。
6.23
「世界文学渉猟」にシェイクスピア『オセロー』の寸評追加。作劇術を重視する主幹としては『オセロー』こそがシェイクスピアの最高傑作だ。「楽興撰録」にプロ・アルテSQのCD評追加。
6.19
ホフマン『スキュデリ嬢』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。一流の探偵小説。「楽興撰録」にヒンデミットのCD評追加。
6.17
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
6.15
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
6.12
ホフマン『ドン・ファン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。音楽家ホフマンならではの作品。「楽興撰録」に山田耕筰のCD評追加。
6.11
ホフマン『黄金の壺』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ホフマンの原点とも云へる代表作。あら筋はだうでもよい。霊感だ。
6.9
「楽興撰録」にミュールのCD評追加。
6.7
バルザック『暗黒事件』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。天才の筆になる傑作です。今年初の四つ星献上です。但し、フランス革命史を理解してゐないと難解な作品でせう。「楽興撰録」にアルヘンタのCD評追加。
6.5
「楽興撰録」にメニューインのCD評追加。
6.2
「楽興撰録」にタリアフェロのCD評追加。
皐月
5.30
「楽興撰録」にフェリアーのCD評追加。
5.27
「楽興撰録」にゴドフスキーのCD評追加。
5.25
「楽興撰録」にクライバーのCD評追加。
5.23
「楽興撰録」にフルニエのCD評追加。
5.21
バルザック『毬打つ猫の店』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『人間喜劇』の劈頭を飾る意味深い佳作。「楽興撰録」にプランソンのCD評追加。
5.19
バルザック『ゴプセック』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『ゴリオ爺さん』の舞台裏を描く傑作。高利貸ゴプセックの強烈な個性が光彩を放つ。「楽興撰録」にクナッパーツブッシュのCD評追加。
5.16
「楽興撰録」にコリンズのCD評追加。
5.14
「楽興撰録」にカサドのCD評追加。
5.12
Salon de Socratesを立ち上げて無事5周年を迎へることが出来ました。ご意見やご質問を頂戴出来るのが喜びで、更新の励みになります。さて、5周年記念として「ラフマニノフ・ディスコグラフィー」を公開致します。作曲家として不動の人気を誇る大物ですので、楽しんで戴けるかと思ひます。これで、残るはティボーのみで、1年後には御披露目出来るでせう。「音楽の頁」の全予定が完成間近になりましたので、今後は「文学の頁」の充実に力を注ぎたいと思ひます。5周年に合はせまして、『源氏物語』の総評を加へました。四つの異なる部分に分けて読むべしといふ説を述べてをります。また、「リパッティ」の頁の仮名遣ひを改め、少々加筆しました。これで全ページの仮名遣ひが統一されました。一層の充実を目指しますので、今後ともSalon de Socratesを何卒宜しくお願ひ致します。
5.11
「楽興撰録」にミトロプーロスのCD評追加。
5.9
「楽興撰録」にギュラーのCD評追加。
5.7
「世界文学渉猟」に谷崎潤一郎『潤一郎新々訳源氏物語』の寸評追加。先日読了した『源氏物語』の原文と併行して読んだ訳だが、谷崎訳は最も原典に近く推薦出来る。「楽興撰録」にシュトライヒのCD評追加。
5.3
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
5.2
バイロン『カイン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。教義にも懐疑の眼差しを向ける異端児バイロンの代表的傑作。
5.1
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
卯月
4.29
司馬遷『史記世家』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。その後の正史では踏襲されなかつた世家ですが、春秋・戦国時代の記述には不可欠でありませう。これで『史記』の大部分を読破した。下らない啓発書など読まずに『史記』を読むことを勧める。あらゆる処世訓がここにある。「楽興撰録」にケルのCD評追加。
4.28
紫式部『源氏物語』より「夢浮橋」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。遂に『源氏物語』を完読。1年以上かかり感慨もひとしほです。「宇治十帖」は『源氏物語』の精髄であり、これがなければ傑作足り得なかつたでせう。後日、総評を加へ、まとめとしたい。
4.27
「楽興撰録」にプロ・アルテSQのCD評追加。
4.25
「楽興撰録」に黛敏郎のCD評追加。
4.24
紫式部『源氏物語』より「手習」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。一命を取り留めた浮舟の後日譚。
4.23
「楽興撰録」にバックハウスのCD評追加。
4.21
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
4.17
「楽興撰録」にメニューインのCD評追加。
4.14
紫式部『源氏物語』より「蜻蛉」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。浮舟入水で物語は終焉へと向ふ。薫の苦悩は底なし沼のやうだ。「楽興撰録」にテトラツィーニのCD評追加。
4.12
「楽興撰録」にミュールのCD評追加。
4.10
「楽興撰録」にランドフスカのCD評追加。
4.8
「楽興撰録」にアンチェルのCD評追加。
4.6
紫式部『源氏物語』より「浮舟」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。薫の優柔不断が誘発した事件で、浮舟の進退は万事休す。あれこれと思ひ悩む薫の心理の葛藤は現代小説に匹敵する。
4.5
「楽興撰録」にゴドフスキーのCD評追加。
4.3
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
4.1
「楽興撰録」にブーランジェのCD評追加。
弥生
3.30
「楽興撰録」にシュナーベルのCD評追加。
3.28
「楽興撰録」に「ラ・ボエーム」のCD評追加。
3.26
紫式部『源氏物語』より「東屋」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。幸薄い浮舟の将来を握る薫はまたも優柔不断に陥る。
3.25
「楽興撰録」にフリッチャイのCD評追加。
3.23
「楽興撰録」にコリンズのCD評追加。
3.21
「楽興撰録」にカサドのCD評追加。
3.19
「世界文学渉猟」にラシーヌ『フェードル』の寸評追加。最高傑作。禁断の愛は人間の最大の苦悩だから。永久不滅の悲劇。「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
3.17
「楽興撰録」にミトロプーロスのCD評追加。
3.15
「楽興撰録」にアースのCD評追加。
3.13
「楽興撰録」にウィックスのCD評追加。
3.11
「楽興撰録」にプロ・アルテSQのCD評追加。
3.10
「世界文学渉猟」にラシーヌ『アンドロマック』の寸評追加。不滅の傑作。周到な人物配置と情動的な台詞による緊迫した作劇術。渦巻く情念に圧倒されます。
3.8
「楽興撰録」にケンプのCD評追加。
3.5
紫式部『源氏物語』より「宿木」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。未練で迷走を続ける薫の前に浮舟が登場します。
3.4
「楽興撰録」にプランソンのCD評追加。
3.2
「楽興撰録」にプシホダのCD評追加。
如月
2.27
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
2.25
「楽興撰録」に「ジークフリート」のCD評追加。
2.24
弥生室内管弦楽団の第34回演奏会は無事に終了しました。細かい課題は沢山ありますが、個人的に性に合ふ曲ばかりだつたせいでせうか、楽しく気張らずに演奏が出来ました。次回演奏会に向けて更なる精進をしたいと思ひます。
2.21
「楽興撰録」にムラヴィンスキーのCD評追加。
2.19
演奏会のお知らせをば。来る2月22日(日)、弥生室内管弦楽団の第34回演奏会にてメンデルスゾーンのスコットランド交響曲とベートーヴェンの交響曲第4番を演奏致します。会場は1年後には閉館になつて仕舞ふカザルスホールです。午後2時開演です。ご来場お待ちしてをります。「楽興撰録」にウィーン・コンツェルトハウスSQのCD評追加。
2.17
紫式部『源氏物語』より「早蕨」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。大君亡き後、中君に恋心を覚える薫の頼りなさ。「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
2.15
「楽興撰録」にコルトーのCD評追加。
2.14
「楽興撰録」にメンゲルベルクのCD評追加。
2.12
紫式部『源氏物語』より「總角」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。薫の優柔不断さが描かれる。後代の文学に決定的な影響を与へた逡巡する人間の苦悩がある。「楽興撰録」にデュ=プレのCD評追加。
2.9
昨日のエウテルペ楽奏団第14回演奏会は気持ち良く終了することが出来ました。指揮者杉原氏の熱い想ひが音になつてゐたと感じます。次回演奏会も大いに期待が出来ます。「楽興撰録」にアルヘンタのCD評追加。
2.6
「楽興撰録」にバレルのCD評追加。
2.3
演奏会のお知らせをば。来る2月8日(日)、エウテルペ楽奏団の第14回演奏会で、シューマン・ツィクルスの第1弾となる交響曲第1番を演奏致します。他に演奏機会の少ないハイドンの交響曲第73番と、秘曲モニューシコの歌劇「ハルカ」序曲といふプログラムです。会場は第一生命ホールです。興味のある方は是非ご来場下さいませ。「楽興撰録」にテトラツィーニのCD評追加。
2.2
紫式部『源氏物語』より「椎本」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。四人の恋の物語が静々と始まります。
睦月
1.31
「楽興撰録」にケンペのCD評追加。
1.29
「楽興撰録」にクラウスのCD評追加。
1.27
「楽興撰録」にメンゲスのCD評追加。
1.24
紫式部『源氏物語』より「橋姫」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。幻想的な「宇治十帖」の始まり。深みのある叙述はこれ迄の帖とは比較にならない。「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
1.22
モリエール『女房学校批判』『ヴェルサイユ即興劇』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。「楽興撰録」にランドフスカのCD評追加。
1.20
「世界文学渉猟」にモリエール『女房学校』の寸評追加。モリエールの傑作群の劈頭を飾る不朽の名作。「楽興撰録」にフルニエのCD評追加。
1.15
「楽興撰録」にゴドフスキーのCD評追加。
1.14
「世界文学渉猟」にモリエール『病は気から』の寸評追加。モリエールの最後の作品。主題は面白いのですが、展開がやや散漫なのが残念。
1.13
「楽興撰録」にケルのCD評追加。
1.10
「楽興撰録」にシュナーベルのCD評追加。
1.8
モリエール『スカパンの悪巧み』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。軽薄ですが、笑劇の完成度としては高い。「楽興撰録」にバルビローリのCD評追加。
1.6
紫式部『源氏物語』より「竹河」を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。偽作説が濃厚な帖です。「楽興撰録」にプランソンのCD評追加。
元日
新年明けましておめでたうござります。本年もSalon de Socratesを宜しくお願ひ致します。今年の計画を述べたいと思ひます。音楽の頁ではディスコグラフィーを更新し、文学の頁では引き続き『源氏物語』の読破と、中途になつてゐる頁の更新をすることを目標とします。何時の間にか30000アクセスを超えましたが、定期的な更新を続けて行くことこそ肝心と考へ、これからも質を落とさずに更新を励んで行きたいと思ひます。


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