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随想の頁
2021.1.1〜2021.12.31


2021

師走
12.31
本年もSalon de Socratesをご覧頂きましてありがたうござりました。今年も未だコロナ禍に席巻された世界で価値観が転倒した1年だつたと云へませう。以前のやうな楽しみが減る一方、新しい想ひも生まれる楽しみを大事にしたいと思ひます。ヴァイオリン演奏は近年中でも最も充実した手応へを感じることが出来ました。執筆は少しだけ着手してをります。今年最大の反省は油彩を放擲して仕舞つたことです。丸2年空いて仕舞つたので来年こそは再開をします。サイトの改修は随時順調に進んでをます。「世界文学渉猟」で今年四つ星を付けた読了作品は、トゥルゲーネフ『散文詩』1つだけでした。文豪最後の大変美しい作品なのです。今年はアメリカ文学の渉猟に時間が掛かりました。相性が良くないやうです。引き続きロシア文学を渉猟した後、来年はイギリス文学とフランス文学を中心に渉猟計画を組まうと思ひます。来年も何卒宜しくお願ひ申し上げます。
12.30
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
12.27
「楽興撰録」にギンスターのCD評追加。
12.25
ゴーゴリ『死せる魂』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。未完の大作。完成度では遜色があり、代表作とは云ひ難い。
12.24
「楽興撰録」にジャニスのCD評追加。
12.21
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
12.18
「楽興撰録」にハンガリーSQのCD評追加。
12.15
「楽興撰録」にドラティのCD評追加。
12.12
「楽興撰録」にロルタのCD評追加。
12.9
「楽興撰録」にパツァークのCD評追加。
12.6
「楽興撰録」にメルケルのCD評追加。
12.3
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
霜月
11.30
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
11.29
トゥルゲーネフ『散文詩』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。文豪が到達した境地。このやうな作品こそ文学の至宝なのだと感じる。今年初の四つ星を献呈します。
11.27
「楽興撰録」にレヴィのCD評追加。
11.24
「楽興撰録」にシェルヘンのCD評追加。
11.21
「楽興撰録」にプリムローズのCD評追加。
11.18
「楽興撰録」にフェインベルクのCD評追加。
11.15
事後報告ですが、11月14日(日)に弥生室内管弦楽団第52回演奏会がございました。実に2年振りの公演でした。2020年7月と2021年2月の2回もの公演が流れ、演目をハイドンの交響曲第92番とモーツァルトの交響曲第39番に変へてのやうやくの実現でした。課題はまだまだ残つてをりますが、一歩前進とは申せませう。「楽興撰録」にモイーズのCD評追加。
11.12
「楽興撰録」にギレリスのCD評追加。
11.9
「楽興撰録」にフルニエのCD評追加。
11.7
事後報告ですが、11月6日(土)になごみ合奏団第13回音楽会に出演し、チャイコフスキーの弦楽セレナード他を演奏して参りました。昨年は公演が出来ませんでしたので、晴れて公演に漕ぎ着けまして一安心でござります。わかつてはゐましたが、チャイコフスキーは難曲でした。「楽興撰録」にヨッフムのCD評追加。
11.2
「楽興撰録」にシゲティのCD評追加。
神無月
10.30
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
10.27
「楽興撰録」にシュナイダーハンのCD評追加。
10.24
「楽興撰録」にリヒターのCD評追加。
10.22
トゥルゲーネフ『ルーディン』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。インテリゲンツィヤの苦悩を描いた作品として重要。これが『浮雲』の萌芽となつたことは明白だ。
10.21
「楽興撰録」にドラティのCD評追加。
10.18
「楽興撰録」にヨッフムのCD評追加。
10.15
「楽興撰録」にオネゲル/プーランクのCD評追加。
10.12
「楽興撰録」にヴァインガルトナーのCD評追加。
10.10
8日から10日にかけてマウントあさま室内合奏団ワークショップに参加。念願のブルックナーの交響曲第9番を演奏してきました。幸福な時間でした。
10.9
「楽興撰録」にセルのCD評追加。
10.6
「楽興撰録」にヴァルターのCD評追加。
10.3
「楽興撰録」にジンバリストのCD評追加。
長月
9.30
「楽興撰録」にフリッチャイのCD評追加。
9.27
「楽興撰録」にパレーのCD評追加。
9.24
「楽興撰録」にヨッフムのCD評追加。
9.21
「楽興撰録」にバリリSQのCD評追加。
9.18
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
9.15
「楽興撰録」にムラヴィンスキーのCD評追加。
9.13
「世界文学渉猟」にてヘミングウェイ『老人と海』の寸評追加。久々の再読。
9.12
「楽興撰録」にプレスティ&ラゴヤのCD評追加。
9.9
「楽興撰録」にレヴィーンのCD評追加。
9.6
事後報告ですが、9月4日(土)と5日(日)に新宿オペラ公演にてヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」の上演に第二ヴァイオリン主席として参加しました。1年の延期を経て、念願の公演に漕ぎ着けました。感無量です。全員の思ひがなければ実現しなかつた公演でした。演目はイタリア・オペラの王道、歌の悦楽を噛み締めました。「楽興撰録」にガウク/アンチェルのCD評追加。
9.3
「楽興撰録」にエルリのCD評追加。
葉月
8.30
「楽興撰録」にベートーヴェンSQのCD評追加。
8.27
「楽興撰録」にヴァルターのCD評追加。
8.25
ヘミングウェイ『誰が為に鐘は鳴る』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。反戦文学でもあり、反イデオロギー文学でもある名作だ。
8.24
「楽興撰録」にラフマニノフのCD評追加。
8.21
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
8.18
「楽興撰録」に「イル・トロヴァトーレ」のCD評追加。
8.15
「楽興撰録」にウィーン・コンツェルトハウスSQのCD評追加。
8.12
「楽興撰録」にケルテスのCD評追加。
8.9
「楽興撰録」にギュラーのCD評追加。
8.6
「楽興撰録」に「イル・トロヴァトーレ」のCD評追加。
8.3
「楽興撰録」にミトロプーロスのCD評追加。
文月
7.30
「楽興撰録」にシュナイダーハンのCD評追加。
7.27
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
7.24
「楽興撰録」にタリフのCD評追加。
7.21
ヘミングウェイ『武器よさらば』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。起伏に富んだ名作であるが、俗つぽさは否めない。「楽興撰録」にメイエのCD評追加。
7.18
「楽興撰録」にシュトループSQのCD評追加。
7.15
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
7.12
「楽興撰録」に「イル・トロヴァトーレ」のCD評追加。
7.9
「楽興撰録」にフランソワのCD評追加。
7.6
「楽興撰録」にムラヴィンスキーのCD評追加。
7.3
「楽興撰録」にパデレフスキのCD評追加。
水無月
6.30
「楽興撰録」にヴァルターのCD評追加。
6.27
ヘミングウェイ『日はまた昇る』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これ迄殆ど手に取ることのなかつた米國の文豪を渉猟する。傑作であり、一気呵成に読めた。「楽興撰録」に「イル・トロヴァトーレ」のCD評追加。
6.24
「楽興撰録」にエルマン/カサドのCD評追加。
6.21
「楽興撰録」にロスバウトのCD評追加。
6.18
「楽興撰録」にリヒターのCD評追加。
6.15
「楽興撰録」にヨッフムのCD評追加。
6.12
「楽興撰録」にタリアフェロのCD評追加。
6.9
「楽興撰録」にシェルヘンのCD評追加。
6.6
「楽興撰録」にウィーン・コンツェルトハウスSQのCD評追加。
6.3
「楽興撰録」にクーレンカンプのCD評追加。
皐月
5.30
「楽興撰録」に「イル・トロヴァトーレ」のCD評追加。
5.27
「楽興撰録」にメンゲルベルクのCD評追加。
5.24
「楽興撰録」にジョナスのCD評追加。
5.23
フィッツジェラルド『夜はやさし』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。深みを増した代表作なのだが、完成度で『グレート・ギャツビー』に及ばない。散漫さが否めないのだ。
5.21
「楽興撰録」にクーセヴィツキーのCD評追加。
5.18
「楽興撰録」にカルーゾのCD評追加。
5.15
「楽興撰録」にコンヴィチュニーのCD評追加。
5.12
Salon de Socratesを立ち上げて17周年を迎へることが出来ました。昨年から世の中が騒がしく、思ふやうには参りませんが、このサイトだけでも安定した更新を続けていけたらと思つてをります。さて、更新と並行してサイトの改修を進めてをりますが、残る「楽興撰録」の改修だけが捗々しくありません。画像の差し替へを伴ふことと、所持品の入れ替へで一部記述内容を変へる必要がある為です。とは云へ、段階的に行はないと進まないと判断し、不完全な状態でも改修し続けることにしました。過去の記事の中には画像が粗いままのものが多々ありますが、お気になさらぬやうお願ひ致します。これからもSalon de Socratesを宜しくお願ひ申上げます。「楽興撰録」にカサルスのCD評追加。
5.9
「楽興撰録」にバリリSQのCD評追加。
5.6
「楽興撰録」にルッフォのCD評追加。
5.3
「楽興撰録」にルンメルのCD評追加。
卯月
4.30
「楽興撰録」にオドノポゾフのCD評追加。
4.27
「楽興撰録」にデラ=カーザのCD評追加。
4.24
「楽興撰録」にラモンドのCD評追加。
4.21
「楽興撰録」にミュンシュのCD評追加。
4.18
フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。実は初めて読んだのが高校生の時で、その時は絶讃されてゐる理由がわからなかつた。30年振りに村上春樹の訳で再読して、この作品の素晴らしさを諒解した。「楽興撰録」にポンスのCD評追加。
4.15
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
4.12
事後報告ですが、4月10日(土)と11日(日)に新宿オペラ公演にてモーツァルト「フィガロの結婚」の上演に第二ヴァイオリン主席として参加しました。公演出来る喜び、楽しい作品を演奏出来る喜びに浸れた貴重な時間が持てました。「楽興撰録」にモイーズのCD評追加。
4.9
「楽興撰録」にグールドのCD評追加。
4.6
「楽興撰録」にエルリのCD評追加。
4.3
「楽興撰録」にバルビローリのCD評追加。
弥生
3.30
「楽興撰録」にシュナイダーハンSQのCD評追加。
3.27
「楽興撰録」に「フィガロの結婚」のCD評追加。
3.25
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これでフォークナーの三大傑作を渉猟したことになる。フォークナーの文学作品は、世界が狭く内容が薄いが表現手法の地平を切り開いた点で重要だ。
3.24
「楽興撰録」にギレリスのCD評追加。
3.21
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
3.18
「楽興撰録」にハイフェッツのCD評追加。
3.15
「楽興撰録」にハンガリーSQのCD評追加。
3.12
「楽興撰録」に「フィガロの結婚」のCD評追加。
3.9
「楽興撰録」にブライロフスキーのCD評追加。
3.6
「楽興撰録」にジーリのCD評追加。
3.3
「楽興撰録」にラウテンバッハーのCD評追加。
如月
2.27
「楽興撰録」にニレジハージのCD評追加。
2.24
「楽興撰録」にアルヘンタのCD評追加。
2.21
「楽興撰録」にコズロフスキーのCD評追加。
2.20
フォークナー『八月の光』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。『響きと怒り』で立ちはだかつた「地獄とは他人のことだ」の定理に通ずる叙述ではなく、難解さが後退してゐたこともあつてか、より引き込まれるやうに読めた。個人的には『八月の光』をフォークナー第一の作品としたい。
2.18
「楽興撰録」にプリムローズSQのCD評追加。
2.15
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
2.12
「楽興撰録」にロルタのCD評追加。
2.9
「楽興撰録」にデ=ヴィートのCD評追加。
2.6
「楽興撰録」にピアティゴルスキーのCD評追加。
2.3
「楽興撰録」にクナッパーツブッシュのCD評追加。
睦月
1.31
「楽興撰録」にギンスターのCD評追加。
1.27
「楽興撰録」にスメタナSQのCD評追加。
1.24
「楽興撰録」にフェインベルクのCD評追加。
1.21
「楽興撰録」にハリソン/ピアストロのCD評追加。
1.19
「楽興撰録」にベートーヴェンSQのCD評追加。
1.15
「楽興撰録」にレヴィーンのCD評追加。
1.11
「楽興撰録」にムラヴィンスキーのCD評追加。
1.10
「楽興撰録」にカウフマンのCD評追加。
1.6
「楽興撰録」にドラティのCD評追加。
1.3
「楽興撰録」にレヴィ/スタウのCD評追加。
元日
謹賀新年。本年も何卒Salon de Socratesを宜しくお願ひ致します。先行きが不透明ですが、本年の目標を定め、精進をしたいと思ひます。読書はロシア文学とイギリス文学の積読が溜まつてきたので、手に取ることを計画実行を目標とします。昨年は油彩を放置して仕舞ひましたので、今年は力を入れたいと思ひます。また、サイトの改修を完了させることを目論みます。


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