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随想の頁
2012.1.5〜2012.12.30


2012

師走
12.30
本年もSalon de Socratesをご覧頂きましてありがたうございました。年々、更新頻度が衰へてきてゐることを申し訳なく思ひます。HPとは関係のないことですが、本年も油彩製作に力を注ぎまして、かなり満足すべき結果を得られました。勿論更なる高みを目指します。ヴァイオリン演奏も徐々に成果をあげつつありますが、一層の修練を積みます。そして、今年は懸案であつた長篇小説の執筆に進展があり、完成に一歩近付きました。来年こそ脱稿したいと思ひます。さて、今年の読書は期せずしてドイツ文学に偏重しましたが、「世界文学渉猟」で今年四つ星を付けた読了作品は、グリンメルスハウゼン『ジンプリツィシムスの冒険』、ヘッセ『ペーター・カーメンツィント』、島崎藤村『破戒』、ボーヴォワール『人はすべて死す』の4つでした。特にグリンメルスハウゼンとボーヴォワールの大作は格別でありました。次の更新は1月5日頃になる予定です。来年も何卒宜しくお願ひ致します。皆様良き正月をお過ごし下さいませ。
12.29
ルキアノス『遊女の対話』『ペレグリノスの昇天』他を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。迷妄やペテンを糾弾する合理主義はルキアノスの一面を示してゐる。「楽興撰録」にオドノポゾフのCD評追加。
12.25
「楽興撰録」にデ=グリーフのCD評追加。
12.22
「楽興撰録」にモイーズのCD評追加。
12.15
「楽興撰録」に「ドン・ジョヴァンニ」のCD評追加。
12.11
ロンゴス『ダフニスとクロエー』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。類例のない特異な牧歌的物語。「楽興撰録」にトスカニーニ追悼演奏会のCD評追加。
12.8
プーシキン『ボリス・ゴドゥノフ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。疾風のやうに展開する史劇。幕切れが天晴。
12.6
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
12.3
「楽興撰録」にルフェビュールのCD評追加。
霜月
11.29
ツヴァイク『ジョゼフ・フーシェ』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。フランス大革命で暗躍した最も興味深い人物の評伝。これを読まずにフランス革命を理解することは難しい。「楽興撰録」にデ=ヴィートのCD評追加。
11.23
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
11.15
「楽興撰録」にヴァルマレットのCD評追加。
11.7
「楽興撰録」にケルテスのCD評追加。
11.2
「楽興撰録」にウィーン・コンツェルトハウスSQのCD評追加。
神無月
10.28
トーマス=マン『ファウストゥス博士』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。3ヶ月近くを要した読み悪い難解な作品でした。あまりにもドイツ的な作品と申せませう。「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
10.25
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
10.22
「楽興撰録」にバルトークのCD評追加。
10.16
トーマス=マン『マリオと魔術師』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。文化と政治の面で深読みをすると面白い傑作中篇。「楽興撰録」にシェルヘンのCD評追加。
10.13
「楽興撰録」にヴァルマレットのCD評追加。
10.9
「楽興撰録」にウィーン・コンツェルトハウスSQのCD評追加。
10.3
「楽興撰録」にメンゲルベルクのCD評追加。
長月
9.30
トーマス=マン『混乱と幼き悩み』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。「楽興撰録」にオドノポゾフのCD評追加。
9.26
「楽興撰録」にブーランジェのCD評追加。
9.23
「楽興撰録」にナットのCD評追加。
9.18
「楽興撰録」にソロモンのCD評追加。
9.16
「楽興撰録」にシェルヘンのCD評追加。
9.10
「楽興撰録」にイトゥルビのCD評追加。
9.6
「楽興撰録」にセゴビアのCD評追加。
9.4
ボーヴォワール『人はすべて死す』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。実は1ヶ月半以上前に読了してゐたのですが、多忙の為更新が遅れました。不老不死を逆説的に扱つた実存主義文学と位置付けられます。夢中になつて一気呵成に読みました。特に前半部分は秀逸で、四つ星献呈です。
9.1
「楽興撰録」にアーベントロートのCD評追加。
葉月
8.29
事後報告ではありますが、8月25日(土)と8月26日(日)に新宿区民オペラ第18回公演にて、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」とレオンカヴァッロ「道化師」を上演致しました。毎年恒例となつた第2ヴァイオリンの首席奏者といふ重責も4年目となりました。難曲でありましたが、無事に乗り切つたと思ひます。これで今年もやうやく一息つけます。
8.21
「楽興撰録」にパンテのCD評追加。
8.18
「楽興撰録」に「カヴァレリア・ルスティカーナ」のCD評追加。
8.12
演奏会は無事に終了しました。最高のプログラムで楽しい公演でした。ロッシーニ「アルジェのイタリア女」とファリャ「恋は魔術師」には特に強い思ひ入れを込められました。今回は寺本先生の素敵な指導に感銘を受け続けた演奏会でした。音楽ばかりでなく、言葉の力を再確認しました。
8.6
演奏会のお知らせをば。来る8月11日(土)、川口リリアにてエウテルペ楽奏団の第20回演奏会がございます。曲目はファリャの恋は魔術師、シューマンの交響曲第3番「ライン」、他です。18時開演でございます。「楽興撰録」にファリャ歴史的録音集のCD評追加。
8.4
「楽興撰録」にファリャ歴史的録音集のCD評追加。
8.2
「楽興撰録」にライナーのCD評追加。
文月
7.30
「楽興撰録」に「道化師」のCD評追加。
7.24
「楽興撰録」にクレンペラーのCD評追加。
7.22
島崎藤村『春』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。藤村その人においても日本文学史においても方向性を決定付けた作品と云へませう。
7.20
「楽興撰録」にデ=ヴィートのCD評追加。
7.17
「楽興撰録」にイトゥルビのCD評追加。
7.15
「楽興撰録」に「カヴァレリア・ルスティカーナ」のCD評追加。
7.12
島崎藤村『破戒』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。これ迄未読であつた藤村の渉猟に着手。『破戒』は名にし負ふ不朽の名作でありました。自然主義小説の代表作でもあります。四つ星献呈です。「楽興撰録」にアルヘンタのCD評追加。
7.8
「楽興撰録」にカペルのCD評追加。
7.4
「楽興撰録」にパレーのCD評追加。
水無月
6.30
「楽興撰録」にマイナルディのCD評追加。
6.23
ヘッセ『荒野の狼』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ヘッセ最大の問題作でせう。アウトサイダーを描いた作品としても重要です。これでヘッセの大作は大方読了致しました。何れは『ロスハルデ』『ガラス玉遊戯』を渉猟してみたいと思つてゐます。「楽興撰録」にヴァインガルトナーのCD評追加。
6.20
演奏会は大盛況の内に終了しました。20年来の念願でありました大地の歌を演奏出来る喜びで正体を失ひさうになる演奏会でした。多大な尽力をいただきました鈴木賀子先生には感謝あるばかりです。そして沢山の人のご好意で達成出来た企画でありました。5年間務めた団長としての総決算といふ想ひもあります。全てにおいて感銘深い演奏会でありました。暫くは放心したいのですが、事情がそれを許しません。前進あるのみです。「楽興撰録」にギュラーのCD評追加。
6.14
「楽興撰録」に「道化師」のCD評追加。
6.10
演奏会のお知らせをば。来る6月17日(日)、第一生命ホールにて弥生室内管弦楽団の記念すべき第40回演奏会がございます。曲目はハイドンの交響曲第100番、マーラーの大地の歌です。14時開演でございます。「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
6.7
「楽興撰録」にカサルスのCD評追加。
6.3
「楽興撰録」にモントゥーのCD評追加。
皐月
5.31
ヘッセ『ゲルトルート』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。喪失感が切ない初期の佳作。引き続きヘッセの作品を渉猟する。「楽興撰録」にジーリのCD評追加。
5.25
「楽興撰録」にクレンペラーのCD評追加。
5.21
「楽興撰録」にミルシテインのCD評追加。
5.17
ヘッセ『ペーター・カーメンツィント』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ヘッセの出世作。『デミアン』が特別な名作で、他の作品には幾分の生温さを感じてをりましたが、これは名作です。詩人ヘッセの魂が純粋に溢れ出てをり感動的です。四つ星を献呈します。「楽興撰録」にヴァルターのCD評追加。
5.14
「楽興撰録」にナットのCD評追加。
5.12
Salon de Socratesを立ち上げて8周年を迎へることが出来ました。今年は何も新規の頁を用意することが出来ませんでしたが、「世界の十大小説」を加筆し「世界の十三大小説」に改めました。5年の間に『オブローモフ』と『雨月物語』を候補にし、加筆の機会を考へてをりましたが、作品の性質上『雨月物語』を加へることには躊躇ひがありました。それがこの1年で『ロビンソン・クルーソー』『ジンプリツィシムスの冒険』と自信を持つて推薦出来る作品が揃ひましたので、ここに公開する次第です。HP更新は年々失速気味ですが、細々とでも続けられたら幸ひです。人生は思ふ通りにはならぬものです。惑ふてばかりか、更に一層迷ひ彷徨ひてをりますが、何かしら詩となり結晶すれば人生は決して詰まらないものではないと信じてをります。
5.11
フローベール『聖アントワーヌの誘惑』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。文豪が執心したライフ・ワークですが、世紀の駄作でせう。この作品でフローベールが何を語りたかつたのか最後まで理解出来ませんでした。「楽興撰録」にライナーのCD評追加。
5.7
「楽興撰録」にアルヘンタのCD評追加。
5.4
「楽興撰録」にシューリヒトのCD評追加。
卯月
4.30
フローベール『感情教育』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。自伝的要素や歴史背景に捕はれると正しく理解出来ない作品だらう。何度も読み返すことで人生を知ることが出来る作品だと感じた。『感情教育』とは実に奥深い題名である。「楽興撰録」にセゴビアのCD評追加。
4.25
「楽興撰録」にモイセイヴィッチのCD評追加。
4.21
「楽興撰録」にブレインのCD評追加。
4.18
「楽興撰録」にブッシュのCD評追加。
4.15
「楽興撰録」にルフェビュールのCD評追加。
4.12
「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
4.10
フローベール『ボヴァリー夫人』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。世界文学史に偉大な名を残す名作を今更乍ら手にした。『ボヴァリー夫人』は世界文学のみならず、フローベール自身においても転機となつた重要な作品である。「楽興撰録」にクーレンカンプのCD評追加。
4.7
「楽興撰録」にマーラーのCD評追加。
4.3
「楽興撰録」にクレンペラーのCD評追加。
弥生
3.31
「楽興撰録」にケルのCD評追加。
3.28
「楽興撰録」にレヴィのCD評追加。
3.23
ゴーティエ『死霊の恋』『ポンペイ夜話』他を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。魔術師ゴーティエの傑作短篇より。ゴーティエらしい耽美的な作品よりも、ホフマン風の悪魔的な作品に惹かれた。「楽興撰録」にシュトライヒのCD評追加。
3.20
「楽興撰録」にライナーのCD評追加。
3.17
「楽興撰録」にマイナルディのCD評追加。
3.13
「楽興撰録」にヴィーニェスのCD評追加。
3.10
「楽興撰録」にエルマンのCD評追加。
3.6
『ホメーロスの諸神讚歌』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。ホメーロスの名を冠してゐるが、作者不明である。ギリシア神話の成立過程が窺はれ興味深い。「楽興撰録」にバーンスタインのCD評追加。
3.3
「楽興撰録」にアンセルメのCD評追加。
如月
2.29
「楽興撰録」にカペルのCD評追加。
2.25
ヘシオドス『仕事と日々』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。実直な教訓詩。華はないが重みがある。「楽興撰録」にフェリアーのCD評追加。
2.22
「楽興撰録」にフィッシャーのCD評追加。
2.18
「楽興撰録」にシュナイダーハンSQのCD評追加。
2.16
グリンメルスハウゼン『ジンプリツィシムスの冒険』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。世界文学の最高傑作のひとつ。四つ星献呈です。「楽興撰録」にフルトヴェングラーのCD評追加。
2.13
「楽興撰録」にクレンペラーのCD評追加。
2.8
「楽興撰録」にマイナルディのCD評追加。
2.4
「楽興撰録」にナットのCD評追加。
睦月
1.31
有島武郎『カインの末裔』『クララの出家』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。粗野な前者、崇高な後者、印象が全く異なるのだがキリスト教文学としての要素を持つ。含蓄のある名作。「楽興撰録」にバルビローリのCD評追加。
1.30
演奏会は無事に終了しました。全体的に良い演奏会であつたと思ひます。ハイドンは滅法楽しく満足したのですが、個人的にはメンデルスゾーンに苦戦し、反省すべき点がありました。
1.28
演奏会のお知らせをば。来る1月29日(日)、第一生命ホールにてエウテルペ楽奏団の第19回演奏会がございます。曲目はハイドンの交響曲第96番、メンデルスゾーンのスコットランド交響曲、他です。14時開演でございます。「楽興撰録」にエルマンのCD評追加。
1.25
「楽興撰録」にカペルのCD評追加。
1.21
「楽興撰録」にトスカニーニのCD評追加。
1.18
「楽興撰録」にフェインベルクのCD評追加。
1.16
ホフマン『砂男』『廃屋』『従兄の隅窓』を読了し、「世界文学渉猟」に寸評追加。何れも傑作。特に『砂男』は強烈で、後世に多くの霊感を与へた異常な作品。
1.15
「楽興撰録」にプシホダのCD評追加。
1.12
「楽興撰録」にミュンシュのCD評追加。
1.8
「楽興撰録」にバーンスタインのCD評追加。
1.5
本年もSalon de Socratesを宜しくお願ひ致します。今年の目標は数年来の懸案である長篇小説執筆を完了させることです。そして、引き続き、油彩作品を描き、ヴァイオリン演奏の修練に励みます。HPの充実は怠らない積りであります。「楽興撰録」にアンセルメのCD評追加。


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